Japanese
English
脳・脊髄のMRI画像アトラス
後側方に遊離迷入し基質化した頸椎椎間板ヘルニア
Dorsolaterally Organized Sequestration of Cervical Disc Herniation
羽井 佐利彦
1
,
近藤 達也
1
,
蓮尾 金博
2
,
斎藤 澄
3
,
神宝 知行
4,5
1国立国際医療センター脳神経外科
2国立国際医療センター放射線科
3国立国際医療センター臨床病理室
4国立国際医療センター神経内科
5東京共済病院神経内科
pp.1054-1055
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406100375
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- Abstract 文献概要
症 例 68歳,男性
主 訴 右前腕内側から第4,5指にかけてのしびれ,両下肢のしびれ,歩行障害
既往歴 53歳時,脳梗塞と高血圧症で入院した。
現病歴 平成12年10月頃,背中の肩甲骨内側に痛みを自覚した。平成13年1月から両足底のしびれ,その後右手第4,5指のしびれが出現した。3月上旬の頸髄MRIでは,C7-Th1レベルの結節状病変と変形性頸椎症の所見が認められた。3月下旬には右前腕内側部のしびれも出始め,4月下旬入院した。
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