動き
「第94回日本精神神経学会」印象記
小島 卓也
1
,
飯田 順三
2
1日本大学医学部精神神経科学教室
2奈良県立医科大学精神医学教室
pp.1128-1130
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904641
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講演,シンポジウム
第94回日本精神神経学会は1998年5月20〜22日の3日間,琉球大学医学部教授小椋力会長のもとに沖縄コンベンションセンター,沖縄ハイツで盛大に開催された。南国の花が美しく咲き乱れ,日差しがまぶしい沖縄では夕方8時頃になってもまだ明るく,1,300人の参加者が遅くまで熱心に精神医学・医療を語り合った。「精神医学・医療の充実と社会的貢献新しい世紀を前にして」という基本テーマを掲げて新しい試みと地道な努力の重要性を示そうとする主催者の意図を感じとることができた。プログラムは会長講演,4つの特別講演,5つのシンポジウム,5つのミニシンポジウム,3つのランチョンセミナー,18のセミナー,10の関連学会トピックスと一般演題から構成されていた。口演は4会場で行われた。一方,一般演題はすべてポスター発表であり,ポスターは朝から展示されており,口演発表がすべて終わってからポスターセッションが始まり,3日間で207題の演題が呈示され熱心に討論された。
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