巻頭言
精神医学情報の国際化を迎えて
樋口 輝彦
1
1昭和大学藤が丘病院精神神経科
pp.1022-1023
発行日 1997年10月15日
Published Date 1997/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904409
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21世紀を目前にして,精神医学も関連する情報の国際化の時代に入ろうとしている。情報はインターネットにより,より早く,より正確に伝わるようになり,インターネットによる各国にいながらにしての国際学会も現実のものになりつつある。米国ではテレビ電話による遠方の患者の精神科面接も検討されていると聞く。このような急速な情報の国際化を迎えて,今何が必要かを最近のいくつかの経験を通して考えた。
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