Japanese
English
短報
Periictal SPECTを用いて発作焦点部位が明らかになった側頭葉てんかんの1症例
Periictal SPECT for the Identificatin of Epileptogenic Focus
山下 直子
1,2
,
植田 勇人
1
,
長町 茂樹
3
,
三山 吉夫
1
Naoko YAMASHITA
1,2
,
Yuto UEDA
1
,
Shigeki NAGAMACHI
3
,
Yoshio MITSUYAMA
1
1宮崎医科大学精神医学講座
2医療法人社団慈光会宮崎若久病院
3宮崎医科大学放射線科
1Department of Psychiatry, Miyazaki Medical College
2Wakahisa Hospital
3Department of Radiology, Miyazaki Medical College
キーワード:
Epilepsy
,
Epileptogenic focus
,
Periictal SPECT
,
EEG
Keyword:
Epilepsy
,
Epileptogenic focus
,
Periictal SPECT
,
EEG
pp.349-352
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902616
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はじめに
てんかんの治療に際しては,その臨床症状や脳波所見などから発作型を診断し,使用する薬剤を選択することが求められる。しかし一般に施行されている発作間欠時の脳波検査では発作部位が特定できない症例も多く存在する。臨床症状から部分発作が疑われる症例の補助的診断として,発作時SPECTの有用性が定着しつつある2〜4)。筆者が経験した症例について若干の考察を踏まえながら報告する。
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