Japanese
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研究と報告
新抗てんかん剤としてのB169の臨床治験
A Clinical Experience of B169, A New Anti-Epileptic Drug
六川 二郎
1
,
陣内 伝之助
1
Jiro Mukawa
1
,
Dennosuke Jinnai
1
1大阪大学医学部第2外科学教室
1Dept. of 2nd Surgery, School of Med., Osaka Univ.
pp.625-630
発行日 1970年7月15日
Published Date 1970/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201640
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Ⅰ.緒論
B169すなわち2-〔β-pyridyl-(2′′)-ethenyl〕-3-(2′-methylphenyl)-quinazolinone-(4)はBoltzeら(1963)1)により合成されたquinazolinone誘導体(第1図)であり,本剤の抗痙攣作用と体内代謝に関する動物実験はすでに森ら(1969)2)により発表された。
ここに本剤のてんかん患者に対する臨床治験の第1報を報告する。
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