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特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
アンチスティグマ活動の前進―第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議から
Progress of Anti-stigma Movements: 6th International Meeting of WPA Anti-stigma Section
秋山 剛
1
Tsuyoshi AKIYAMA
1
1NTT東日本関東病院
1NTT Medical Center Tokyo, Tokyo, Japan
pp.927-928
発行日 2013年10月15日
Published Date 2013/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405102568
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はじめに
精神疾患について,事実を十分に確認しないまま,思いこみでネガティブな発言がされることがある。これをスティグマ(偏見)と呼ぶ。スティグマは,病気を乗り越えながら頑張っている本人や,支援している家族に大きなダメージを与える。精神疾患に対する社会のスティグマを改善するための活動を,アンチスティグマ活動と呼ぶ。わが国では,さまざまな組織や団体が,幅広い分野でアンチスティグマ活動を行っているが,これまでこういった活動について発表する大会が開かれたことはなかった。2013年2月12日~14日,砂防会館(東京都)において,アンチスティグマをテーマとした初めての国際会議,第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議が開催された。
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