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特集 電気けいれん療法
電気けいれん療法の現状と動向―国際的な視点から
The Present Status of ECT from International Aspect
本橋 伸高
1
Nobutaka MOTOHASHI
1
1山梨大学大学院医学工学総合研究部精神神経医学講座
1Department of Neuropschiatry, Interdisciplinary GraduateSchool University of Yamanashi
キーワード:
Electroconvulsive therapy
,
ECT
,
ECT practice
,
Asia
,
Europe
,
North America
Keyword:
Electroconvulsive therapy
,
ECT
,
ECT practice
,
Asia
,
Europe
,
North America
pp.1173-1177
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100134
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はじめに
電気けいれん療法electroconvulsive therapy(ECT)は1938年以来精神疾患の治療に用いられている。薬物療法の導入や乱用に対する反省から一時期用いられなくなったが,適応を考慮し,安全性を高めることにより再評価されている。特にうつ病に対しては,英国を中心にECTの有効性がsham ECTや薬物療法との比較研究で示されてきた20)。2000年以降各国のECTの現状が相次いで報告されているので紹介しておく。
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