Japanese
English
Bedside Teaching
呼吸器感染症でのニューキノロン薬の使い方
Usage of New Fluoroquinolones in Respiratory Tract Infection
新里 敬
1
,
斎藤 厚
1
TakaShi Shinzato
1
,
Atsushi Saito
1
1琉球大学医学部第一内科
1First Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, University of the Ryukyus
pp.1213-1217
発行日 1998年12月15日
Published Date 1998/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404910100
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はじめに
ニューキノロン系抗菌薬は幅広い抗菌スペクトル,優れた抗菌力,良好な組織移行性を有することから,日常診療,特に外来診療において使用頻度が増している.これまで入院治療が行われてきたような感染症の一部は,外来通院での治療も可能となっている,その一方で,ニューキノロン薬に対する耐性菌やそれまで知られていなかった副作用の出現といった問題が浮上してきている.
本稿では,このようなニューキノロン薬の特徴や現状を踏まえ,呼吸器感染症におけるニューキノロン薬の使い方について述べる.
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