Japanese
English
Bedside Teaching
頸静脈波
Jugular venous pulse
仁木 敏晴
1
,
福田 信夫
1
Toshiharu Niki
1
,
Nobuo Fukuda
1
1徳島大学医学部第2内科
12nd Dept. of Int. Med., Tokushima Univ.
pp.1313-1321
発行日 1983年12月15日
Published Date 1983/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204358
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頸静脈は,体外から観察可能な静脈の中で,心臓に最も近い位置にあり,腕頭静脈,上大静脈を介して右房に繋っている。したがって頸静脈には右房や右室の情報がよく伝達され,しばしば心疾患診断の重要な手がかりとなる。
頸静脈波の臨床的応用法としては,体位と頸静脈の充満,怒張の程度との関係から体静脈圧を概測する方法と,波形変化から右房圧,大静脈圧の異常を推測し,病態診断に利用する方法がある。
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