Japanese
English
特集 新しい血流測定法
Rheoangiometryの臨床的検討
Clinical application of rheoagiometry
柳沼 淑夫
1
,
土谷 正雄
1
,
細田 瑳一
1
Toshio Yaginuma
1
,
Masao Tsuchitani
1
,
Saichi Hosoda
1
1自治医科大学内科
1Dept. of Int. Med., Jichi Medical School
pp.1093-1100
発行日 1982年11月15日
Published Date 1982/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204106
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循環器領域の臨床における興味ある問題点の一つは動脈系のconducting systemとしての役割および局所循環に対するresistance vesse1としての役割の新しい評価法である。前者における動脈壁特性の臨床的評価は,動脈入力インピーダンス,動脈コンプライアンスを拍動血圧,血流より,また動脈硬化度を脈波速度等より求める方法があるが,局所動脈壁の動き,血管局所弾性率等については造影シネフィルムによる以外評価の方法が限られている。本研究ではKolin等の開発した体外励磁式ワイヤ型電磁血流,血管内径計測装置1)2)3)を臨床応用して,動脈壁の動きの観察と使用上の問題点を明らかにした。
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