Japanese
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特集 カテコールアミンをめぐる諸問題
β遮断剤の運動負荷時の心血管系反応および血中catecholamine濃度,血漿renin活性におよぼす影響—propranololとpindololとの比較
Effects of propranolol and pindolol on cardiovascular and plasma catecholamine and renin responses to exercise
勅使河原 敬明
1
,
岡島 智志
1
,
大橋 進
1
,
奥谷 正人
1
,
舘 啓二
1
,
菱田 仁士
1
,
長坂 顕雄
1
,
水野 康
1
Hiroaki Teshigawara
1
,
Satoshi Okajima
1
,
Yasushi Mizuno
1
1名古屋保健衛生大学医学部内科
1Dept. of Int. Med., Fujita-Gakuen Univ.
pp.731-735
発行日 1981年7月15日
Published Date 1981/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203805
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propranololが初めて臨床に広く用いられて以来,数多くのβ遮断剤が開発され使用に供されている。これらβ遮断剤の薬理作用は,全て同一ではなく,若干の差異があるとされる。そこで,我々はβ遮断剤の標準薬で内因性交感神経刺激作用(ISA)を有しないpropranololと,ISAを有する代表的なβ遮断剤であるpindololを健常成人に投与し,運動負荷時の心血管系反応とそれに影響を及ぼすと思われる血中adrenaline,noradrenaline濃度並びに血漿renin活性の動態の差異について比較検討した。
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