Japanese
English
装置と方法
体位変換のできるbody plethysmography
Body plethysmography for measurements at different body positions
山内 俊忠
1
,
中村 千鶴子
2
,
太田 保世
2
,
杉山 吉彦
3
Toshitada Yamauch
1
,
Chizuko Nakamura
2
,
Yasuyo Ohta
2
,
Yoshihiko Sugiyama
3
1東海大学医学部内科
2東海大学医学部生理学
3日本光電工業
1Dept. of Med., Tokai Univ.
2Dept. of Physiol., Tokai Univ.
3Nihon Koden K. K.
pp.1373-1377
発行日 1980年12月15日
Published Date 1980/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203682
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換気機能および肺血流は,体位の変換により,重力の影響を主因として大きく変化する。体位と呼吸機能の関係に関する研究は,Bohr (1907年)以後数多いが,それぞれに測定条件が異なり,一定の結論を導き難い。呼吸不全の管理では,換気および血流とそれらのmiss matchに対する治療が中心をなすが,患者管理の至適体位をそれらの機能面から把握しようとする試みはきわめて少ない。本研究は,こうした背景のもとに,体位を連続的に変換した時の換気機能の動態を検討することを目的に,可動式body plethysmographを作製したので,その装置ならびに成績を報告する。
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