検査法の基礎
全自動血液培養装置の原理
長沢 光章
1
1防衛医科大学校病院検査部
pp.383-389
発行日 1995年5月1日
Published Date 1995/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902383
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新しい知見
全自動血液培養装置は,菌の発育による最終産物であるCO2などを,培養ボトルに組み込まれたセンサーでpH変化をとらえたり,ホモジニアス蛍光法の原理により菌の検出を行う機器である.現在,O2の消費およびCO2などの産生による培養ボトル内のガス圧の変化により検出する方法も開発中である.24時間のモニタリング,振盪培養などにより迅速な菌の検出,検査の省力化が可能となった.
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