話題
Task force on bilateral carotid body resection
本田 良行
1
1千葉大学医学部生理学
pp.771
発行日 1978年8月15日
Published Date 1978/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203235
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表題のProject teamに参考意見を述べるようにとの依頼で,去る3月10日Denver市における会合に出席した。この委員会はNIHのDivision of Lung Diseaseのsupportを受けて,Texas大学のAlan Pierce教授をChairmanとして,Johns Hopkins大学のFlagle教授,McMaster大学のJones教授,California大学のNadelおよびSeveringhaus教授,Colorado大学のPettyおよびWeil教授など計11名の生理学,内科学,疫学,精神神経学者から構成されている。
近年California州のBenjamin Winter博士が,喘息のみならず,特に重大なことは,慢性閉塞性疾患などに頸動脈体の両側摘出が有効であるとして,精力的に手術を行い,波紋をなげかけている。この委員会では,この問題を医学的にどう取り上げるべきかについて検討を重ねてきたという。
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