Japanese
English
Bedside Teaching
先天性心膜欠損症
Congenital defect of pericardium
赤松 知光
1
,
太田 怜
1
Tomomitsu Akamatsu
1
,
Satoshi Ohta
1
1自衛隊中央病院内科
1Dept. of Int. Med. Central Hospital of Self-Defence Force
pp.513-518
発行日 1977年6月15日
Published Date 1977/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203062
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先天性心膜欠損症は元来比較的稀な疾患として,成書などでもあまり触れられていない場合が多い。これに関する最初の文献は1559年M.R. Colurnbusによって発表されたものが認められており1),本邦においては1952年法医解剖の際,偶然発見された松倉の症例が第1例目とされている2)。
確かに本疾患は特有な症状は少く,無症状である事もしばしばみられる一方,稀にではあるが,突然死の原因となる可能性も含んでいる3〜5,14)。
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