ジュニアコース
Thermodilution
田村 康二
1
Kohji Tamura
1
1新潟大学医学部第1内科
11st. Dept. of Int. Med., Niigata Univ. School of Med.
pp.1041-1049
発行日 1973年11月15日
Published Date 1973/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202556
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熱希釈法による血流量の測定法は基本的には熱を指示薬とする指示薬希釈法である。本法はFelger (1953年)が初めて用いたが1)2),理論上の解明が不充分であり,しかも装置が一般に入手できなかったので,臨床で広く利用されるようになったのはごく最近である。
本邦でも熱希釈法の装置が発売されるようになり,今後の実用普及が考えられるようになってきている。従って本論文が熱希釈法の正しい発展に役立てば幸いである。
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