特集 肺機能検査のStandard Technique
換気力学(3)—Body Plethysmograph Box
pp.495-503
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202035
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はじめに
1882年,Pflugerによって考案されたbody plethysmograph (図1)は,近年多くの点に改良が加えられて,呼吸生理学の研究および臨床に広く応用されている。本稿ではbody plethysmograph boxの利用方法とその測定の原理,実際にこれを取り扱う上での問題点,さらに現在臨床的にもルチーンな検査として活用されている気道抵抗と肺気量の具体的な測定方法について,著者らの経験から述べる。
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