Japanese
English
臨床
循環器疾患のICD分類—第8回修正国際疾病分類会議報告より
Diseases of the Circulatory System in International Classification or Diseases.
上田 フサ
1
Fusa Ueda
1
1厚生省統計調査部管理課
1Administration Section, Division of Health and Welfare Statistics, Ministry of Health and Welfare
pp.109-115
発行日 1966年2月15日
Published Date 1966/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201552
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ICDの第7回修正が小改正にとどめられたためかなりの問題が次回の改正に残された。このため第7回修正会議においては,次回改正にそなえとくに,周産期疾病・死亡原因,心臓血管疾患および精神障害の3疾患分類については早期に改正準備に着手するよう勧告された。したがって循環器系の疾患分類は改正翌年より,各国内・国際間またはWHOの当該疾患専門家委員会の各段階において分類が作成され,種々検討が加えられたのである。
わが国においてはまず,1959年12月,前述のように厚生統計協議会1)の第4部会2)(疾病・傷害および死因統計分類に関する部会)を拡張し上記疾患の統計分類に関する小委員会を設立した。循環器分類についてはつぎの諸委員を依嘱し,逐次WHOより送付される改正原案やその原案の資料となった各国提案を検討し4回にわたり,日本意見を作成提出したのである。
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