Japanese
English
方法と装置
プレシスモグラフィー
Plethysmography
滝島 任
1
Tamotsu Takishima
1
1東北大中村内科
1The 1st Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Tohoku Univ.
pp.477-492
発行日 1962年7月15日
Published Date 1962/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201111
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はじめに
プレシスモグラフィー(Plethysmography)とは生体のある器官や体肢の1部の容積変化を記録する方法であつて,普通容積変化からその器官や体肢の血量変化を知るのに用いられ,本邦では容積脈波計とよばれるのが普通である。plethysmo—graph(πληθνιμω)とはfillingと云う意味である1))。
しかし筆者らが主として行つている体プレシスモグラフィー(body plethysmography)2)は後述する様に肺胞内容積変化をとり出す方法であり,原理的に上述した容積脈波計と何ら異らない。しかも本装置を応用すると肺毛細管血流量の刻々の変化をも測定しうる。
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