Japanese
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方法と装置
エーテル麻酔用干渉屈折計の補正法と麻酔剤の屈折率に関する研究
On the Correction Method of the Interferometer-type Gas-Analyzer for Ether Anesthesia.
大島 秀男
1
Oosima Hideo
1
1理研計器株式会社
1Riken Keiki Fine Instrument Co., LTD.
pp.783-786
発行日 1961年11月15日
Published Date 1961/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201038
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I.まえがき
筆者は昭和18年以来名古屋大学医学部高木健太郎教授等と共に干渉屈折計を医学方面に応用する事を試みて来たが,その結果,特に吸入麻酔剤の濃度測定に用いて臨床上非常に便利な事が明かとなり,これについては既に関係の諸氏から報告されている1)。
筆者等の使用した干渉屈折計2)は土井式屈折計を改造したもので,麻酔剤と酸素との光の屈折率差が麻酔剤の濃度に比例している事を応用して,この屈折率差を干渉屈折計によつて精密測定し,これから麻酔剤の濃度を知る方法である。
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