特集 血管造影法
座談会
血管造影法について
井上 雄
1
,
武内 重五郎
2
,
島津 フミヨ
3
,
正津 晃
4
,
太田 怜
5
,
石川 浩一
6
,
羽鳥 俊郞
4
1慶大
2金沢大
3女医大
4慶大外科
5東大田坂内科
6東大
pp.592-603
発行日 1961年8月15日
Published Date 1961/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201015
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司会(井上)僭越でございますが司会をさせて頂きます。最近血管造影法が非常に進歩して参りまして,数年前とは比較にならない程の進歩だろうと思います。それで現在は脳でも心臓,大血管その他の臓器でも血管造影ができるような状態でございますので,そういう方面が現在どんな現況であるか,ということを知るために,今日の座談会を開いたのでございます。それで各方面の専門家の先生方に御出席願いまして,脳なら脳,心臓なら心臓,血管なら血管というふうに,現在血管造影が,どんな病気にどんなふうに行なわれておるか,ということを話していただきたいと思います。今日は武内先生と私が2人で司会をするということでございますので,最初武内先生から心臓大血管の血管造影についてお願いいたしたいと思います。
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