座談会
医用ガスについて
山村 秀夫
1
,
江上 正
2
,
横山 喬
2
,
遠藤 正美
3
,
天野 道之助
4
,
田代 秀太郎
3
,
若杉 文吉
5
,
山本 亨
6
,
長井 重夫
3
1東大
2高千穂化学
3昭和電工
4慶大
5東大麻酔科
6日大
pp.412-422
発行日 1961年6月15日
Published Date 1961/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200994
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
司会(山村)最近医学の領域におきましては,いろんなガスが使われるということが非常に多くなつて来ております。これは単にわれわれ麻酔をする人が,いろんな麻酔ガスを使うということだけでなくて,診断的にも,或は治療的にもいろんなガスを使う。例えば肺機能の検査とか,循環機能の検査というものの為にも,使うことがある。ところが,実際にそういうガスを使うということになつても,ガスに対する知識というものが案外にない。そこで,本日はこのガス製造或は販売というようなことを主としてやつておられる高千穂化学工業の江上さん,それから,昭和電工で笑気をやつております遠藤課長においで頂きまして,その方面のことをお聞きしようということであります。
Copyright © 1961, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.