研究と報告
「EOガス滅菌」とその残留ガスに関する研究
広田 智子
1
,
森藤 千鳥
1
,
山田 千秋
1
,
藤木 真弓
1
,
田口 美紀子
1
,
市原 由美子
1
,
中谷 明子
1
1岐阜県厚生連中濃病院中央滅菌材料室
pp.898-901
発行日 1988年9月1日
Published Date 1988/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922086
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近年,院内感染が注目されてきている中,その予防対策として消毒と滅菌とが非常に大きな役割を占めている.そして,中央滅菌材料室(以下,中材と略す)に持ち込まれる滅菌依頼物品も多種多様となってきた.
中材における滅菌法として,オートクレーブは良く知られている.しかし,高熱や高圧に耐えられない被滅菌物はどのような滅菌方法が取られているかはあまり知られていない.当中材においてはそのような医療器材の滅菌方法として,酸化エチレンガス似下,EOガスと略す)滅菌法が主流となっている.
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