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文献抄録
プレチスモグラフ法による胸廓内気量測定—正常人 FRC測定のN2洗出法との比較—B.DuBois, et al. J.Chin. Invest.,35, 1956.
A rapid plethysmographic method for measuring thoracicgas volume:A comparison with a nitrogen washout method for measuring functional residual capacity in normal subjects.
中野 実
1
1慶大内科
pp.744
発行日 1958年9月15日
Published Date 1958/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200674
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この方法は,ガス量はその圧に逆比例するというボイルの法測を応用したものである。プレチスモグラフは客容が600立の気密の箱で,この内圧の変化を非常に敏感な圧力計で測定出来る様にしたものである。箱の内に37℃に加温した気流計と,これを遮断するシヤッターがとりつけてある。シヤッターをとぢたときの口腔内圧の変化は電気圧力計により測定し,5cmH2Oの圧変化がオッシロスコープの従軸で1インチふれる様にし,箱の内圧変化すなわち量の変化は,0.025cmH2Oの圧がオッシロスコープの横軸で1インチふれる様にし,これが合成されて斜線として現われる様にする。
被検者はシヤッターを閉ぢた回路であえぎ運動をすると斜線が現われる。
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