Japanese
English
原著
本態性高血圧と心電図について(第1報)
The study on the electrocardiograph of essentialle hypertension
塚川 光直
1
,
山下 英文
1
,
高橋 欽一
1
,
垣迫 憲一
1
,
木内 直
1
,
霜田 正良
1
Mitsunao TSUKAGAWA
1
1国立別府病院内科
1Dept of Internal Medicine Beppu National Hospital
pp.53-55
発行日 1957年1月15日
Published Date 1957/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200456
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我々は本態性高血圧患者においてその生活環境,生理病理,医化学的変化等についてその本態をつかむべく追究しているのであるが此処では特に183例の症例についてその心電図に現われた変化の一部を報告する。
本態性高血圧の心電図を大別すると第1表の如く左型を示すもの49例で26.7%,ST,Tに変化のあるもの46例で26%,異所性刺戟成生異常17例,で9.2%,伝導障害は2例,で1%,心電図学的に全く所見の認められないものは50例,で27.3%,である。
These approaches are the reports of the facts which were schowed in electro-cardio graph of 183 cases with the essential hypertension.
E. C. G. of the E. H. are classified broady as in the Ⅰ table.
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