Japanese
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Current Opinion
COPDに対する気管支鏡的肺容量減少療法
Bronchoscopic Lung Volume Reduction for COPD
水守 康之
1
,
望月 吉郎
1
Yasuyuki Mizumori
1
,
Yoshiro Mochiduki
1
1独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
1Department of Respiratory Medicine, National Hospital Organization Himeji Medical Center
pp.1031-1037
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101807
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肺容量減少療法についての現在までの概説
[1] はじめに
肺容量減少手術(lung volume reduction surgery;LVRS)は,かつて重症肺気腫の治療として注目されたが,その適応や有効性の問題から現在は行われることは稀となっている.しかし,内科的治療やリハビリによる症状改善には限界があり,たとえ一時的であっても症状緩和が期待できるLVRSの効果は捨てがたいものがある.そこで低侵襲にLVRSに近い効果を得る方法が模索され,近年では気管支鏡を用いたアプローチが検討されている.
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