書評
―目黒泰一郎 編―左アプローチによるTRI
延吉 正清
1
1小倉記念病院
pp.232
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100802
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冠動脈インターベンションを世界で最初に行ったのはGruentzigである.彼は,1977年にスイスのチューリッヒで右股動脈穿刺に細いカテーテルを用い,前下行枝の高度狭窄の拡張に成功した.そしてこの手技を,PercutaneousTransluminal Coronary Angioplasty,すなわちPTCAと命名した.
その後,ステントやロータブレーター,DCAなどの出現によりPTCAをPCI(PercutaneousCoronary Intervention)と呼ぶようになった.歴史的には股動脈穿刺の後,Stertzerらにより右前腕穿刺で行うPTCAも普及した.
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