Japanese
English
Current Opinion
気管支喘息―リモデリングから喘息死まで
Bronchial Asthma Aspect from Airway Remodelling to Asthma Death
國分 二三男
1
,
松倉 聡
1
,
川口 未央
1
,
黒川 真嗣
1
Fumio Kokubu
1
,
Satoshi Matsukura
1
,
Miou Kawaguchi
1
,
Masatsugu Kurokawa
1
1昭和大学医学部第一内科
1First Department of Internal Medicine, Showa University School of Medicine
pp.79-84
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100241
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
気管支喘息をめぐる最近1年間の話題
気管支喘息は気道の炎症と種々の程度の気流制限により特徴づけられる疾患である1~3).喘息における呼吸機能の低下は喘息発作時などにみられる可逆的な因子とアレルギー性炎症の持続によりもたらされる気道の線維性変化など不可逆的な因子よりなることが明らかとなり,その成因についても解明されつつある.
本稿においては,喘息患者における気道組織変化につき最近の話題を含め,さらに本邦における喘息死の動向について治療との関連などにつき概説を加える.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.