Japanese
English
今月の主題 回盲部・虫垂病変の診断
症例アトラス
回腸リンパ腫
Malignant Lymphoma of the Ileum
保母 貴宏
1
,
田邊 太郎
1
,
横山 登
1
Takahiro Hobo
1
1昭和大学江東豊洲病院消化器センター
キーワード:
リンパ腫
,
回盲部
,
小腸
,
腸閉塞
,
腸重積
Keyword:
リンパ腫
,
回盲部
,
小腸
,
腸閉塞
,
腸重積
pp.1820-1821
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203808
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疾患の概念
回腸末端はリンパ腫の好発部位である.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma ; DLBCL)が最も多く約40%,次いでMALT(mucosa-associated lymphoid tissue)リンパ腫が約30%である1).治療法は抗菌薬治療・化学療法・外科的切除・放射線治療・造血幹細胞移植など多岐にわたり,病型と病期によって複合的に選択する必要があるため,免疫組織化学染色を用いた病理組織学的検査は極めて重要である2).
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