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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
咽頭・食道 9 Cases
Case 5
Case 5
北村 陽子
1
,
岡本 直樹
1
,
岸埜 高明
1
,
奥田 隆史
1
,
島田 啓司
2
Yoko Kitamura
1
1市立奈良病院 消化器肝臓病センター・消化器内科
2市立奈良病院 病理診断科
キーワード：
頸部食道
,
食道憩室
,
食道憩室炎
,
連続送気法
,
食道SMT
Keyword:
頸部食道
,
食道憩室
,
食道憩室炎
,
連続送気法
,
食道SMT
pp.1226-1229
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203336
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臨床情報
80歳代，男性．主訴：咽頭痛，食事が喉にひっかかる．既往歴：胆囊摘出術．生活歴：飲酒：1合/day，flusher，喫煙：20本×20年間（40年前から禁煙）．現病歴：1週間前より咽頭痛・食事が喉にひっかかる感じがするとのことで耳鼻科を受診したが異常を認めず，当院消化器内科を受診した．検査所見：WBC 5,870/mm3，Hb 12.9g/dL，Ht 39.6%，Plt 13.1×104/mm3，CRP 1.11mg/dL，CEA 6.7ng/mL，SCC（squamous cell carcinoma）1.5ng/mL．臨床経過：精査のため上部消化管内視鏡検査（esophagogastroduodenoscopy ; EGD）（鎮静なし）を行った（Fig.1,2）．
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