Japanese
English
今月の主題 「胃と腸」式 読影問題集—考える画像診断が身につく
読影問題集
食道 Case 3
Esophagus Case 3
小野 陽一郎
1
,
八尾 建史
2
,
二村 聡
3
Yoichiro Ono
1
1福岡大学筑紫病院消化器内科
2福岡大学筑紫病院内視鏡部
3福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科
キーワード:
食道胃接合部
,
炎症性ポリープ
,
内視鏡診断
,
病理診断
Keyword:
食道胃接合部
,
炎症性ポリープ
,
内視鏡診断
,
病理診断
pp.1134-1138
発行日 2021年8月25日
Published Date 2021/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202523
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臨床情報
60歳代,男性.主訴は胃のもたれ感.高血圧症に対して近医通院中であった(薬物療法:カンデサルタンシレキセチル錠).胃のもたれ感が持続するため,近医で上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行したところ,食道胃接合部に隆起性病変を認め,精査加療目的で当科を紹介され受診した.前医検査から約1週間後に当院初回EGDを施行した.その翌日に食道造影検査,さらに2日後に超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS)による精査を行った.
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