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特集 基礎から学ぶ 咽頭・食道内視鏡診断
[病変拾い上げのコツ]
食道観察の基本とコツ
Basics and tips for observing the esophagus
小野 陽一郎
1
,
八尾 建史
2
,
二村 聡
3
,
久部 高司
1
Yoichiro Ono
1
,
Kenshi Yao
2
,
Satoshi Nimura
3
,
Takashi Hisabe
1
1福岡大学筑紫病院消化器内科
2福岡大学筑紫病院内視鏡部
3福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科
キーワード:
内視鏡診断
,
食道病変
Keyword:
内視鏡診断
,
食道病変
pp.52-56
発行日 2025年1月25日
Published Date 2025/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001822
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はじめに
内視鏡診断における最大の目的は,病変検出と質的診断である。内視鏡診断の基本は,形態学をもとにした白色光による通常観察であるが,narrow band imaging(NBI)やblue light/laser imaging(BLI),linked color imaging(LCI)などの画像強調機能を用いた観察は,消化管に発生した早期癌を検出するために有用であり1, 2),広く用いられている。
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