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編集後記
長浜 隆司
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1千葉徳洲会病院消化器内科・内視鏡センター
pp.869
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202064
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本号「スキルス胃癌—病態と診断・治療の最前線」を,東京都がん検診センター 入口陽介と千葉徳洲会病院 長浜隆司で企画した.大阪医科大学 江頭由太郎先生が本企画小委員会前に急逝され,ご一緒できなかったことがつくづくも残念であり,衷心より哀悼の意をささげたいと思います.
スキルス胃癌は臨床的にびまん浸潤型,4型,LP(linitis plastica)型胃癌などさまざまな呼称で用いられており,本誌では過去7回,各呼称で主題として取り上げられている.最後の主題から10年が経過し,若年者のH. pylori感染率の低下,除菌治療による背景粘膜の変化などにより,発生頻度や疫学は変わったのか,モダリティーの進歩によるスキルス胃癌の診断,特にスクリーニング検査における初期病変の確実な拾い上げ,進展度,進行度診断の最前線,いまだ予後の悪いスキルス胃癌に対する外科治療・化学療法の最前線を明らかにすることを目的として本号は企画された.
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