Japanese
English
今月の主題 表在型食道胃接合部癌の治療戦略
序説
表在型食道胃接合部癌の取り扱い
Introduction
小山 恒男
1
Tsuneo Oyama
1
1佐久総合病院佐久医療センター内視鏡内科
キーワード:
食道胃接合部
,
接合部癌
,
ESD
Keyword:
食道胃接合部
,
接合部癌
,
ESD
pp.289-291
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200849
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はじめに
食道胃接合部癌の定義は,本邦と欧米で異なる.欧米ではSiewert分類1)が一般的で,食道胃接合部(esophagogastric junction ; EGJ)の口側1〜5cmをType I,口側1cm〜肛門側2cmまでをType II,肛門側2〜5cmまでをType IIIと分類している.一方,本邦では食道癌取扱い規約2)でも,胃癌取扱い規約3)でも西分類4)が採用され,EGJの上下2cmに発生した癌を食道胃接合部癌としている.ただし,このEGJを,いかに診断するのか? 問題が多い.
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