Japanese
English
今月の主題 小腸の悪性腫瘍
序説
小腸内視鏡の時代的変遷
Introduction
赤松 泰次
1
Taiji Akamatsu
1
1地方独立行政法人長野県立病院機構長野県立須坂病院内視鏡センター
キーワード:
小腸内視鏡
,
カプセル内視鏡
,
バルーン内視鏡
Keyword:
小腸内視鏡
,
カプセル内視鏡
,
バルーン内視鏡
pp.1377-1378
発行日 2013年9月25日
Published Date 2013/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113937
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はじめに
小腸は十二指腸や回腸終末部を除いてスコープの挿入が困難であったことから,小腸疾患の診断は従来,X線造影検査を中心に行われてきた.しかし近年,カプセル内視鏡(capsule endoscopy ; CE)やバルーン内視鏡(balloon enteroscopy ; BE)の開発と普及によって比較的早期の悪性腫瘍が発見されるようになり,さまざまな病態の解明やいろいろな治療にも応用されている.
本稿では,小腸内視鏡の時代的変遷(Table 1)1)と今後の展望について述べる.
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