Japanese
English
今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開
主題
消化管EUS診断能のさらなる向上を目指して―私はこうしている─バルーン圧迫法のコツ
Aiming for Further Improvement of Diagnostic Performance of Digestive Tract EUS─How I do it : The Baloon-contact Method
赤星 和也
1
,
山田 徹
2
,
本村 廉明
1
,
久保川 賢
1
,
板場 壮一
1
,
宜保 淳也
1
,
小森 圭司
1
,
仲間 直崇
1
,
山田 真梨子
1
,
蓑田 洋介
1
,
徳丸 佳世
1
Kazuya Akahoshi
1
,
Toru Yamada
2
,
Yasuaki Motomura
1
,
Masaru Kubokawa
1
,
Soichi Itaba
1
,
Junya Gibo
1
,
Keishi Komori
1
,
Naotaka Nakama
1
,
Mariko Yamada
1
,
Yousuke Minoda
1
,
Kayo Tokumaru
1
1麻生飯塚病院消化器内科
2麻生飯塚病院総合診療科
キーワード:
超音波内視鏡検査
,
消化管疾患
,
バルーン圧迫法
Keyword:
超音波内視鏡検査
,
消化管疾患
,
バルーン圧迫法
pp.562-564
発行日 2012年4月25日
Published Date 2012/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113162
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
はじめに
消化管病変のEUS(endoscopic ultrasonography)診断には,脱気水などの超音波伝導物質を腸管内腔に注入することにより,腸管を適度に伸展させ,病変とその周囲の消化管壁5層構造を鮮明に描出する必要がある.胃や大腸のように管腔の広い臓器の病変の描出には主に脱気水充満法が,食道や十二指腸のように,管腔が狭くかつ脱気水がためにくい臓器の病変の描出にはバルーン圧迫法が用いられている1).本稿では,バルーン圧迫法の実際について解説する.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.