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書評「新消化器病学2.肝・胆・膵」
織田 敏次
1
1国立病院医療センター
pp.728
発行日 1987年6月25日
Published Date 1987/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112917
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この度,医学書院より「新消化器病学2.肝・胆・膵」が刊行された.筑波大学大管教授,大阪市立大学門奈教授,旭川医科大学建部助教授の編集で,執筆者も102名,それぞれお得意の部門を担当しておられる.編集者も若く,それだけに執筆者も近い.新鮮さと熱気をさえ感じさせてくれる.
開いてみると,美しいカラーページ,型通りの目次に続いて疾患索引にぶつかる.まずは病名から整理,整頓というスタイルであろうか,あまりお目にかからないスタイルである.確かに病気も定義からという趣向に,なるほどと首肯される.消エネ時代の頭の整理に相応しい.学生の講義には筆者も好んで用いた方法ではある.
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