一冊の本
Recent Advances in Gastroenterology(4)
西岡 幹夫
1
,
竹本 忠良
1
1山口大学第1内科
pp.1234
発行日 1980年11月25日
Published Date 1980/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112786
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毎年,夏になると,学生の講義がなくなり,多少,余裕がでて,まとまった本でも少し集中して読みたくなる.昨年はGoodらのGastroinotestinal tract cancerを読み,一冊の本として紹介した(胃と腸15: 235,1980)が,今夏は2,3の新着の本の中からBouchierの編集によるRecent advances in gastroenterology(4)を読んだ.同書(3)は1976年に出版されており,4年ぶりである.
食道,胃・十二指腸,大腸,IBD,肝臓,肝炎,膵臓,胆のう・胆道,消化器内視鏡,小児消化器病の10項目について,各著者が過去5年間における各分野の文献を読み,その中の良い論文を中心に,5年間の進歩を総説的にまとめている.
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