胃と腸ノート 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    Practical Points in Gastroenterology
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                竹本 忠良
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東京女子医科大学消化器内科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.522
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1973年4月25日
                  Published Date 1973/4/25
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108461
                
                - 有料閲覧
 
- 文献概要
 
この本はもともとNew Jersey大学消化器内科教授のEddy D. Palmerが消化器病学のundergraduateおよびgraduate trainingを目的として教科書の補遺としてつくられたものを,多くの要望に応じて出版したものである.
肝,膵,胆道系疾患をふくんで,175頁の小冊子であるから,いかに簡潔に要領よくまとめられているかが想像できよう.文字通り「山椒は小粒で1もぴりりと辛い」本である.しかも教えられることが多い.例えば第1章を「もっとも熟練した消化器病医にとって,臨床消化器病学はめずらしいppsychophysiologic phlnomenaのparadeである」と書初めているし,「ラボラトリーは疾患をはかることはできるが,病気をもった患者ははかられない」など味のある言葉が随所にみられる.さすがに1967年Functional Gastrointestinal Disease' The Williams & Wilkins,Baltimoreを書いた著者だ.この本も随分面白く読んだ.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

