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今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)
座談会
逆追跡された胃のlinitis plastica
Panel Discussion―Retrospective Study of Linitis Plastica Type of Gastric Cancer
西沢 護
1
,
古澤 元之助
2
,
渡辺 英伸
3
,
中村 恭一
4
,
青山 大三
5
,
熊倉 賢二
6
,
中沢 三郎
7
,
高田 洋
8
,
竹本 忠良
9
,
市川 平三郎
10
T. Takemoto
9
,
H. Ichikawa
10
1東京都がん検診センター
2九州がんセンター消化器部外科
3新潟大学第1病理
4筑波大学基礎医学系病理
5杏林大学放射線科
6慶応大学放射線診断部
7名古屋大学第2内科
8早期胃癌検診協会中央診療所
9山口大学第1内科
10国立がんセンター
pp.1304-1319
発行日 1980年12月25日
Published Date 1980/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112695
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竹本(司会) 今日の座談会は珍しく全員編集委員です.この座談会への読者の方の期待も大きいと思います.どうかよろしくお願いいたします.
定義の討論もあとで出ますが,Iinitis plasticaは早期診断がたいへん難しいという大きな問題をかかえています.その早期発見をどうすればよいのか,それは胃癌診断に従事しているものにとって大きな悲願であります.そのために,retrospectiveな追求はたいへん大きな意味をもっています.この座談会は,2回にわたる特集号に寄せられた84症例を振り返って見るという役割を含んで開かれていますので,まず最初に,たくさんの症例をご覧になられた先生から感想をお聞きしたいと思います.西沢先生,お願いします.
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