--------------------
書評「Radiological Aspects of the Liver and Billiary Tract」
鳥塚 莞爾
pp.370
発行日 1977年3月25日
Published Date 1977/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112563
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
放射線診断法はX線診断法とRI診断法に2大別され,X線診断法は臓器または障害部位のX線の透過度の相違によるstructureの描写にすぐれており,RI診断法は臓器親和性RI標識化合物をtracerとして臓器に摂取させて,シンチグラフィにより臓器のstructureとfunctionの描写にすぐれている.
従来,これらの両診断法はしばしば,別個に行なわれてきたが,非侵襲的検査法として,それぞれの長所短所を考慮して,両者をくみあわせた診断法として実施すべきと考えられる.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.