Japanese
English
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
巻頭対談
腸結核―鑑別診断をめぐって
Intestinal Tuberculosis
岡 治道
1
,
望月 孝規
2
H. Oka
1
,
T. Mochizuki
2
1国鉄中央保健管理所
2都立駒込病院病理科
pp.1449-1453
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112459
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望月 本日先生をおたつね申し上げましたのは,腸結核のお話をうかがうためでございます.この十数年の間,胃の疾患にっいてはわが国では診断の方法が普及し,また正確な診断が下せるようになりました.それと同じように腸の疾患にっいてもしっかりした診断を下さねばならないとおもっていますので…….
岡 だけれども,いま腸結核はないでしょう.
望月 はい.しかし,それ以外にいろいろな腸の非腫瘍性の病気があります.潰瘍性大腸炎とかべ一チェット病の潰瘍や,Crohn病などもそうです.
岡 Crohn病の名前だけ知っているけれども,見たことはないです.
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