今月の主題 胃潰瘍〔3〕
研究
Rubin's Multipurpose Suction Biopsy Tubeの使用経験
本田 利男
1
,
児泉 肇
1
,
林 貴雄
1
,
岡田 貞雄
1
,
阿部 政直
1
,
佐藤 勝彦
1
1日本大学医学部有賀内科
pp.573-576
発行日 1966年9月25日
Published Date 1966/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112076
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Ⅰ.はじめに
近年,消化器疾患の診断はX線検査をはじめ,内視鏡検査,組織生検および細胞診とそれぞれ長足の進歩を遂げ,ことに生検による胃腸粘膜の形態学的検査は消化器疾患における日常検査の一つとなっている.
今回,著者の一人本田がアメリカ留学中に経験したRubinによって改良されたMultipurpose Suction Biopsy Tubeを入手する機会を得たので,これについて簡単に説明を加え,かつその使用経験を報告をしてご参考に供するしだいである.
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