Japanese
English
今月の主題 電子スコープの現況
座談会
電子スコープの現況と展望
Conversazione―Current Status of Electronic Endoscope
木村 健
1
,
丸山 雅一
2
,
佐藤 信紘
3
,
山口 勝通
4
,
芳野 純治
5
,
川井 啓市
6
,
岡崎 幸紀
7
Keiichi Kawai
6
,
Yukinori Okazaki
7
1自治医科大学消化器内科
2癌研究所附属病院内科
3大阪大学第1内科
4京都五条病院消化器内科
5名古屋大学第2内科
6京都府立医科大学公衆衛生
7山口大学第1内科
pp.58-71
発行日 1987年1月25日
Published Date 1987/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111887
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川井(司会) 電子スコープが最初に世の中に出たのは1983年ですが,これはニューヨークで開かれましたDigestive Disease Weekのときに発表されたものだと思います.それから日本で開発・発表されたのが1985年になってからです.しかしCCDというチップを使って内視鏡に応用できるという可能性が指摘されたのは,1980年前から既にあったようです.
この開発の歴史をみますと,ファイバースコープの開発の歴史に非常に似てます.ファイバースコープが開発されたのは1957年だったと思いますが,アメリカのHirschowitzと一緒に物理学者であるカパニーが,ワシントンの第1回世界内視鏡学会のとき出品されたと聞いています.
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