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初心者講座 胃X線検査のポイント―私の検査法
9.ルーチンX線検査の盲点と対策
Radiological Examination of the Stomach: My Routine Practice
志賀 俊明
1
Toshiaki Shiga
1
1東京都がん検診センター
pp.1118-1119
発行日 1990年9月25日
Published Date 1990/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111413
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1.はじめに
ルーチンX線検査法の盲点については,X線検査での胃癌の見逃し例などの検討などが行われているが,見逃し例の検討だけではその全貌を捉えることは困難である.実際のルーチンX線検査で,どのような病変が描出が難しいのかについて知るため,Fig. 1に示したような,対象,方法で胃癌の検診を行った.ルーチンX線検査の撮影法はFig. 2のような方法で行い,腹臥位薄層像撮影後バリウムは130w/v%のものを250ml程度使用した.
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