技術解説
微小病変のとらえ方―内視鏡,細胞診ならびに生検診断
春日井 達造
1
1愛知がんセンター内科
pp.1015-1017
発行日 1970年7月25日
Published Date 1970/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111380
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胃カメラ,ファイバースコープが開発改良され検査技術も進歩し,現在では理論的には胃内に盲点は存在せず,胃内視鏡を用いた直視下の細胞診,生検も同様盲点はないわけである.しかし,微小病変ともなればその存在診断や質的診断が必ずしも容易でないときがある.ここでは微小病変のとらえ方として,内視鏡的存在診断と精密診断,質的診断としての直視下の洗滌細胞診と生検について手技の要点をのべる.
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