今月の主題 胃切除後の問題
症例
広汎な拡がりを呈したⅡa+Ⅱc+Ⅲ型早期胃癌の1例
小西 義男
1
,
横川 米司
1
,
繁田 信
2
,
丸山 雄造
3
1小西外科病院(長野市)
2繁田内科医院(長野市)
3信州大学医学部中検病理
pp.937-940
発行日 1967年7月25日
Published Date 1967/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110582
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症例
患者:戸○豊○,55才,男子,会社員
初診:昭和41年5月18日
手術:同5月25日
主訴:上腹部重圧感
現病歴:昭和40年4月頃より上腹部不快感あり,慢性胃炎の診断で某医で治療を受けていたが好転せず,昭和41年5月上腹部重圧感増悪し,黒色便あり,著者の一人繁田のもとで胃X線検査を受け胃角部し開および壁硬化,陥凹性病変,数コのポリープ様透亮像等の異常所見を指摘され,手術を奨められて当外科に来院.
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