技術解説
私のファイバースコープ検査
亀谷 晋
1
1亀谷病院内科
pp.1343-1347
発行日 1967年10月25日
Published Date 1967/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110499
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Ⅰ.はしがき
ファイバースコープ(以下FGSと略す)の光学系の原理は,すでに1900年頃より知られていたが,Fiberscopeとして実用に供されるようになったのが,Hirschowitz(1957)のGastroduodenal Fiberscopeである.
一方,国内では,町田製作所のFGS(1963),オリンパス光学のFGS付胃カメラ(GTF)が製作され,急速に普及すると共に,その後,両社によって各種のFGSが次々と製作された.而して第1回国際内視鏡学会(1966)では,これら内視鏡の製品及びその検査技術,また,その普及において,世界で日本がもっとも優れていることを実証した次第である.
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