今月の症例
幽門輪上に存在したⅡa型胃癌の1例
細川 治
1
,
山崎 信
1
,
山道 昇
2
,
吉村 信
3
Osamu Hosokawa
1
1福井県立病院外科
2福井県立病院病理
3吉村内科医院
pp.264-266
発行日 1990年3月25日
Published Date 1990/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110406
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〔症例〕73歳,女性.主訴:食欲不振.家族歴:父が72歳で心筋梗塞で死亡.母が27歳で髄膜炎で死亡.既往歴:25歳で不妊症のために手術,66歳より高血圧で治療中.現病歴:1987年10月24日食欲不振で吉村医院を受診し,胃幽門前庭部に隆起性病変を発見した.内視鏡生検でGroup Ⅲのため経過追跡としたが,腫瘤の増大を認め,1988年3月12日に当科に紹介された.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.