Japanese
English
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1)
主題
消化管の二重造影法と病変のとらえ方―変形学による比較診断の展開と効果
Double Contrast Study of the Digestive Tract
白壁 彦夫
1
,
碓井 芳樹
1
,
根来 孝
1
,
大橋 泰之
1
,
梁 承茂
1
,
韓 東植
1
,
松川 正明
1
,
小林 茂雄
1
,
丸山 俊秀
1
Hikoo Shirakabe
1
1順天堂大学
pp.15-25
発行日 1986年1月25日
Published Date 1986/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110040
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要旨 うまく二重造影すると,潰瘍性病変を変形でとらえるので,変形学が登場した.全体の変形は,胃,大腸など,それぞれに,また,局所の変形は全腸管に普遍的に使うことを,まず,述べた.そして,変形を使って検査,読影,診断するコツを全腸で比較した.更に,比較診断学の展開を虚血症候群について,X線所見の分析と総合の手法で行い,比較診断学の効果を述べた.二重造影法も,機能と二重造影のアベックの動きがある.
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